トップページ > 2008年春公開映画 > 映画『うた魂(たま)♪』

映画『うた魂(たま)♪』

映画『うた魂(たま)♪』

「日本中が、ラブビート!!」
「“合唱”恐るべし!?みんなで歌って、超気持ちイイ!!!」
「合唱なめんてんじゃねぇぞ!♪」
「みんなで歌うって、楽しい!気持ちいい!!すばらしい!!」

news_1026.jpg

2008年春休み シネクイント シネ・リーブル池袋 ほか全国ロードショー

製作:『うた魂(たま)♪』製作委員会
製作プロダクション:日活撮影所
配給:日活株式会社

監督:田中誠
出演:夏帆 ゴリ(ガレッジセール) 石黒英雄 徳永えり 亜希子 岩田さゆり ともさかりえ 間寛平 薬師丸ひろ子 ほか
脚本:栗原裕光(「あたしが産卵する日」より) 田中誠

合唱部のソプラノパートリーダー・荻野かすみは、歌っているときの自分が大好きな女子高生。才能と美貌に恵まれた彼女には、輝ける未来が約束されている……はずが、待ち受けていたのは予想外のハプニングだった。しかし、そのショックと挫折をきっかけに、かすみは、自分の歌に足りなかった“大切なもの”に気付き、合唱の真の素晴らしさに目覚めていく……。

 『うた魂(たま)!』は、歌に青春を賭けた一人の少女の成長を描いた感動の青春エンタテインメント。ちょっと自意識過剰なヒロインを、キュートかつコミカルに演じるのは、伸びやかな演技で将来を期待される若手実力派女優・夏帆(『天然コケッコー』)。そして、湯の川学院合唱部のヤンキー部長に人気お笑いタレントのゴリ(ガレッジセール)、七浜高校合唱部の顧問を、透き通った歌声を持つ女優・薬師丸ひろ子が演じるほル)、七浜高校合唱部の顧問を、透き通った歌声を持つ女優・薬師丸ひろ子が演じるほか、石黒英雄、徳永えり、亜希子、岩田さゆり、ともさかりえ、間寛平、映画初出演となるゴスペラーズなど個性豊かなキャストが集結。函館港イルミナシオン映画祭第8回シナリオ大賞受賞の栗原裕光「あたしが産卵する日」から生まれたストーリーを、『タナカヒロシのすべて』の田中誠監督が鮮やかに演出し、笑いと感動でいっぱいのドラマをお届けします。

 そして、本作のもうひとつの見所は、なんといっても魂のこもった“歌”のシーンの数々。山田耕筰、尾崎豊、MONGOL800、そしてゴスペラーズなど、クラシックからポップスの名曲まであらゆる世代の方々に楽しんでいただける楽曲を、合唱バージョンでご用意しました。合唱部員のほとんどは、オーディションを経て選び抜かれた役者たち。撮影前から猛特訓を続け、合唱に必要な、リアルな“団結力”が生まれました。

 みんなが一つになって歌うってこんなにも楽しくて気持ちいい。何かに、がむしゃらに、一生懸命になれるって素晴らしいーー本作に込められているのは、すべての人に向けた、そんなポジティブなメッセージ。見終わった後には、確実に元気になって劇場を後にできるような、パワフルで清々しく、びしびしとハートに伝わる青春映画の傑作が誕生します

北海道のとある町。七浜高校合唱部のソプラノパートリーダー・荻野かすみ(夏帆)は、自分の歌声とルックスに異常なまでの自信を持つ女の子。ある日、写真が趣味のイケメン生徒会長・牧村純一(石黒英雄)から「歌っている荻野さんが撮りたい」とモデルを頼まれたかすみは、「私のことが好きなんだ!」と有頂天に。
 合唱コンクールの地区予選が一ヵ月後に迫った壮行会で、表情豊かに歌い上げるかすみの姿を撮りまくる牧村。だが、出来上がった写真は、目を見開き、口を大きく開けた、インパクトたっぷりの顔ばかり。驚愕するかすみに、牧村は、「産卵中のシャケみたいな顔でユーモラスじゃん」とさらり。
 すっかり自信を喪失したかすみは、顧問の瀬沼先生(薬師丸ひろ子)に退部を申し出るが、「ラストステージは必要よ」と言われ、しぶしぶ夏の合唱祭に出場する。やる気のないかすみの歌いぶりに戸惑い、退部を止めようとする部長の松本楓(亜希子)とピアノ担当の野村ミズキ(徳永えり)。
 そこに、番長・権藤洋(ゴリ)が率いる、湯の川学院高校のヤンキー合唱団が現れる。湯の川学院の熱く、ソウルフルな合唱に大感激したかすみは、権藤に、歌うことが怖くなった理由を明かすが、「必死になってる顔に疑問を持っていたら一生だせえまんまだ!」と叱咤激励され、つい忘れかけていた歌への自分の素直な思いに気付くのだった。
そして、地区予選当日。かすみの変化が、彼女の仲間とそのステージに素敵な歌の奇跡を巻き起こそうとしていた…。Let's! サーモン合唱団!(公式HPより)